クロニクル

スペイン国王杯:セビージャ- ヘタフェ(1-0)

タイトルなしの56年間を経て、セビージャが初めてスペイン国王杯を制覇し、四つ目のカップを取得。同一シーズンに三つ目のタイトル、驚異のシーズン。カヌーテのゴールが勝利をもたらし、グイサを前にパロップのセーブが光りました。

Jugadores celebran la Copa del Rey 2007

セビージャが3年の歳月を経て、カップ戦のためにベルナベウへ帰ってきました。前回は準決勝。時代を築いたチーム、何十年も前の出来事。昔の話。フアンデ・ラモス監督のセビージャは前とは違います。勝者のチーム、決勝でも勇敢なチーム、責任のあるチーム、重要な時間帯に恐れずに力を発揮できるチーム。セビージャは他の決勝でも勝利。13か月の間に四つのタイトル、忘れられない時間。ついに、スペインのカップ。セビージャはまたも勝利をものにした。偉大なチーム、偉大な選手たち。違いは偉大さ。グイサはパロップからゴールを奪うことができませんでした。パロップはチームに支えられています。一方、カヌーテはルイス・ガルシアからゴールを奪うまで、考える時間すらありました。偉大さ。

序盤は目まぐるしい展開。フアンデ監督は試合前に告げていました。チームは気持ちを入れ替え、集中力が高まった状態。サンチェス・ピスフアンで戦っているような声援。50000人のセビジスタが見守る中、勝利以外はありませんでした。この環境こそが選手たちの集中力を高めました。右サイドからは怒涛の攻撃。ダニエルのオーバーラップは相手にダメージを与え、ナバスが開始6分にはチャンスを。

セビージャはまたも勝利をものにしました。偉大なチーム、偉大な選手たち。ここが違いです。

一方、セビージャが最高のプレーをしている時間帯にヒヤッとする場面。オフサイドからのプレー、ディフェンスのミスでグイサが一人だけ残ることに。へレス出身のグイサはパロップからゴールを奪おうと挑みましたが、パロップの偉大なプレーが生まれました。バレンシア出身のパロップはグイサにゴールを許さず、その1分後、カヌーテがチャンスを得ました。カヌーテはチャンスを逃しませんでした。口数は少ないですが、ゴールを決めます。中央からボールを運び、ディフェンス2人をかわし、ルイス・ガルシアの下を抜きゴールネットを揺らしました。時間は開始11分。ベルナベウは沸きました。勝利は目前まで来ていました。

Equipos jugadores Copa del Rey 2007
Afición sevillista Copa del Rey 2007
Javi Navarro levanta la copa del Rey 2007
Celebración en Sevilla Copa del Rey 2007
Puerta con la copa del Rey 2007

後半、ヘタフェは攻撃を強めましたが、セビージャが堅実な守りを披露。

1点はヘタフェに重くのしかかりました。一方、セビージャも追加点を目指す展開。チャンスが生まれました。セビージャの攻撃には得点の気配が感じられました。レナト、特にルイス・ファビアーノがエリア内からヘディングシュートを放ちましたが、左ポストをかすめ、枠の外へ。プエルタも同じようなチャンスを得ましたが、エリア内でチャンスを活かすことができませんでした。左サイドからも攻撃を仕掛けました。下部組織出身の選手がゴールをお膳立てしましたが、最後のシュートは外れてしまいました。守りも同様に輝きを放ちました。ヘタフェの数少ない攻撃は絶好調ドラゴによりクリアーされました。セビージャが試合をコントロールする中、ロドリゲス・サンティアゴが前半終了のホイッスル。

勝利を得るため、苦しい時間帯も。栄光は再び。偉大なチームが再び。

後半、各チームはそれぞれの役割を果たしました。ヘタフェは攻撃を強化する必要がありました。実際、そのようにプレー。一方、セビージャは攻撃のパターンを少し変えました。ケルジャコフがルイス・ファビアーノと代わって入り、スピードを活かしてカウンター攻撃。最後のチャンスになりました。しかし、ゴールには至らず、時間はヘタフェを追い詰めていきました。ヘタフェは執拗に攻撃を繰り返しましたが、フアンデ監督の選手たちが守備を固め、決定機は作れませんでした。

ドゥダとマルティがプエルタとレナトに代わってピッチに。ナバスがエリア内からシュートを放ちました。シュートに威力がなく、試合を決定づけることはできませんでした。終盤、カヌーテが相手のタックルに応戦したことで退場処分に。辛抱強く守る場面が続きました。勝利ための苦しみ。栄光は再び。偉大なチームが再び。史上最高のセビージャ。

試合記録

1. セビージャFC: パロップ、アルベス、ハビ・ナバーロ、ドラグティノヴィッチ、エスクデ、ポウルセン、レナト(マルティ、80分)、ヘスス・ナバス、プエルタ(ドゥダ、75分)、ルイス・ファビアーノ(ケルジャコフ、48分)、カヌーテ

 

0. ヘタフェCF: ルイス・ガルシア、コントラ(パチョン、84分)、ベレンゲル、プリード、パレデス、セレスティニ、カスケロ、コテロ、ナチョ(ビバル・ドラド、70分)、マヌ・デル・モラル(ヴェルパコフスキス、79分)、グイサ

 

得点: 1-0 11分、カヌーテ

 

審判: ロドリゲス・サンティアゴ(カスティージョ・レオン協会)警告:(セビージャ)レナト(27分)、ドゥダ(90分)、(ヘタフェ)パレデス(40分)、グイサ(45分)、ベレンゲル(50分)、ナチョ(63分)、セレスティニ(87分)退場:(セビージャ)カヌーテ(88分。カスケロとコントラへの行為)

 

記録: スペイン国王杯2006/2007決勝、サンティアゴ・ベルナベウスタジアム(マドリード)、2007年6月23日、観客:80000人